本日開催した『Big Magic Invitational Qualifier 』準決勝の模様を
マシマ君が追ってくれたので記載させて頂きます。


以下本文



ビワキ(ジャンド高揚)VSウメダ(4cスーパーフレンズ)


ビワキは福岡MTG界の古参プレイヤー。
地元・福岡での大会参加はばぶるすでの大会出場がメインで、度々安定してプレイオフに進んでいる強豪である。先日参加したGP京都でも安定したプレイングでチームを2日目に導いた。

対するウメダもばぶるすの大会でコンスタントに結果を残している強豪だ。
毎回独自のチューンを施したデッキを持ち込み、今回もオリジナルの4cスーパーフレンズで見事プレイオフに進んでいる。
こちらもGPでの疲れを感じさせない安定した立ち回りを、ここまで我々に『魅せて』くれている。

台風の影響を受け外は大荒れ。
窓に激しく大粒の雨が打ち響き、まるでこれから始まる激しい戦いを暗示しているようだ。


オープニングゲームはスイスラウンド上位のビワキが先手を取り、抱えた7枚の手札を満足そうに眺めるとキープを宣言。
対するウメダは速マリガン。1マリガン後の手札を厳しい表情でキープする。
ビワキの 《発生器の器》 《巡礼者の目》 という動きに対して、ウメダは3ターン目に 《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》 で植物トークンを生成する。
ビワキは 《巡礼者の目》 で 《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》 の忠誠度を3にすると、すかさず現出で 《膨らんだ意識曲げ》 をプレイ!召喚されたエルドラージの使いは《石の宣告》 《巨森の預言者、ニッサ》 《悲劇的な傲慢》 《保護者、リンヴァーラ》 《森》 という手札から、 《石の宣告》と《保護者、リンヴァーラ》を捨てさせる。

手札から強力な2枚のカードを捨てる事となったウメダは、 《巨森の預言者、ニッサ》 をプレイしてみるものの、続く 《コジレックの帰還》 により全てのクリーチャーを流されてしまい、守り手を失った 《ゼンディカーの代言者、ニッサ》 も 《膨らんだ意識曲げ》 のアタックにより速退場させられてしまう。
その後もビワキに 《ウルヴェンワルド横断》 から力強く 《約束された週末、エムラクール》をサーチされると、冷静に盤面を確認したウメダは静かに土地を片付けゆっくりとサイドボードに手を伸ばした。


ビワキ 1-0 ウメダ


2ゲーム目はウメダが 《ニッサの誓い》 から 《棲み家の防御者》 をサーチしてゲームが開始した。
《森の代言者》、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 と勢いよく展開していくウメダに対して、ビワキも 《過去からの取り組み》 《精神壊しの悪魔》 と答えていくが 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》に対する直接的な解答がない。
ウメダは 《不屈の追跡者》→土地セット、手がかり生贄と盤面構築、手札の充実に1ターン費やした後、全軍でアタックしビワキのライフを11に落とすと 《停滞の罠》 で 《精神壊しの罠》 を異次元へと追放する。
苦しいビワキは《過去との取り組み》で《棲み家の防御者》を回収してはみるものの、ウメダに厚い忠誠を誓った 《死の宿敵、ソリン》 が駆けつけるともはやビワキに打つ手は無く、ゲームは3本目へと突入する。



ビワキ 1-1 ウメダ



1ゲーム目を 《約束された週末、エムラクール》 の力を借り勝ち取ったビワキだったが、
2ゲーム目は高揚こそ達成するものの、重要な強カードを引く事が出来ず落とすこととなった。
最後にビワキは再度ウメダに最大の恐怖を与える事ができるか。

しかし、ここでビワキ痛恨のマリガン。

マリガン後の手札も決して満足のいくものではないが、渋々キープを宣言。占術したカードをライブラリーの上に置き、ゲームを開始した。
《発生器の器》 《精神背信》 と続けて唱えるビワキだが、ウメダの手札は 《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》 《巨森の預言者、ニッサ》 《停滞の罠》 《不屈の追跡者》 《棲み家の防御者》 《森の代言者》 《戦場の鍛冶場》 と目を覆いたくなるような手札である。
思わず宙を仰ぐビワキ。
迷わず 《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》 を抜き取るが、ウメダのドローは 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》!最強のPWがウメダを守護すべく駆け付ける。
同盟者トークンが主人を護り、またしても回答を持たないビワキの顔を歪めていく。
《コジレックの帰還》 でクリーチャーを流してみるものの、肝心の 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 が触れない。
ウメダは 《先駆けるナヒリ》 のプラス能力により手札の質を上げていくと、ビワキが呼び出したした 《墓後家蜘蛛、イシュカナ》 も 《龍王アタルカ》 でコントロールを奪い、《約束された週末、エムラクール》への回答である、《優雅な鷺、シガルダ》 を 《先駆けるナヒリ》の奥義により呼び出しビワキのライフを攻めていく。
ビワキも トップデッキした《餌食》 を詠唱し 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 と 《龍王アタルカ》 を処理するものの、ウメダの場には 《鋭い突端》 がありこの土地クリーチャーが 《森の代言者》 の加護を受け、ビワキの残りわずかなライフを刈り取ったのだった。


ビワキ 1-2 ウメダ


ウメダ決勝進出!



決勝の模様は明日掲載予定です。


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